プーケット島で出会った木彫りのオブジェ

前回の投稿からだいぶ日が経ってしまいました。
長かったコロナによる規制も解けつつあり、ようやくこれからは妄想でなくても世界を巡ることができそうですね!
とは言え、まだまだ学生もいる我が家。この春は子どもの受験や入学準備でバタバタだったので、夏休みあたりにどこかへ旅立つ予定を経てることにして…今はまだケビントから世界に思いを馳せようかと思います。

「この物体ナニ?」
と、訪問者に口を揃えて聞かれる、
双子の山のようなこの木製のオブジェ。

実はこれ、タイのプーケット島を旅した時に、仲良くなったガイドさんからもらったもの。彼曰くどこかのお土産だったと言っていたから、たぶんmade in タイではないっぽい。

とても勉強熱心なガイドさんで、日本語をもっともっと覚えたいというので筆談を交えてあれこれ教えてあげました。
お客様の心を掴むために流行語も知りたいとのことで、
当時流行っていた「サンペイですっ」てネタ等々も手ほどきした記憶。
(いつの話やねん!年ばれる!笑)
このオブジェは、そのお礼にともらった品。

この双子の山に、左右の足裏を乗せて適度に体重をかけると、ツボが刺激されるという健康グッズらしい。
が、思わぬ用法が…!!!
我が子2人を産む時に、大活躍してくれたのです。

里帰りではなく家で出産予定だった私のために、母が産み月近くなって手伝いに来てくれていたある日。
いよいよ陣痛キター!
テニスボールなどで腰の辺りを押すと痛み緩和やいきみ逃しに良いと言われていますが、そんなもの用意していなかった私。
何か適当なもの…と手近にあったこのオブジェで、母が私の腰をさすってくれたのですが…
これが効いた!!!
陣痛がめちゃくちゃ楽になった~

そのおかげか?超ド安産。
分娩室に移動する暇もなく全開し、待ち合いの和室で1度いきんだだけで、スルンと産まれてきてくれたのです。
2人目の時も同じく。

このオブジェに足を向けて寝られないほど、我が家の安産のお守りになってくれました。
もう子どもを産む予定は皆無、というか不可能に近いけど、ケビントに鎮座ましましたこの双子のお山を、これからも拝んで過ごしたいと思います。

ちなみに、このオブジェとともにガイドさんからもらった、プーケットの地元民がおやつに食べるという

「ベーコンの砂糖漬け」

ヤバイ香りがプンプンしましたが、満面の笑みで差し出され、
「コープンカー(ありがとう)」と言ってありがたく食してみました。

帰りのフライトでトイレに駆け込む事態となったことも、今は良き思い出…

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