まだ6月なのに真夏のような暑さが続く今日この頃ですが、この”ケビセカ”ブログでは(セカチューとかセカホシのノリで笑)、季節感ガン無視で、前回の続き…ドイツの穴場クリスマスマーケットの話をしようかと。
今回書き留めておきたい会場は、ドイツ南西部シュヴァルツヴァルト(黒い森)にあるラヴェンナ渓谷のクリスマスマーケット。
“Weihnachtsmarkt in der Ravennaschlucht “です。
ここのオススメポイントは何と言っても、アーチを描く高さ40mもの鉄道高架橋(現役で昼間は電車が走っています)の下に市が立ち、夜は橋のライトアップが楽しめること。
森の中の深い谷でしか見ることのできない、圧巻で幻想的な眺めです。
最近では有名になりつつあり日本語のサイトでも情報が入るようになりましたが、私が行った2018年当時はまだ日本語の情報は皆無でした。
海外赴任中の友人の車でGoogleマップを頼りに車で向かい、会場とおぼしき地点の近くに駐車して歩いて行こうとしたのですが…
これが大いなる間違い。
地図では目と鼻の先のはずなのに、会場の気配がしない…
そう、高低差をまったく考えていなかったのです!!
渓谷という時点で、なぜそれに思い至らなかったのか…
道がわからず迷っていると、同じく会場に向かっているドイツ人家族と出会い、一緒に歩かせてもらいました。
…が、想像だにしなかった結構ハードな山道。ハイク装備のドイツ人家族に比べ、普段着すぎる私たち。昼間ならまだしもだんだん暮れて来て足元が見えなくなってくる恐怖。だいぶ進んでしまったので諦めて引き返すのももはや危険。一歩足を踏み違えたら転落しそうな獣道で、運が悪ければ死ぬかもしれない?遭難するかもしれない?と覚悟しました。
「ほーら着いた!(ドイツ語)」と会場の灯りが見えてきた時は、安堵で友と抱き合いました。
やっとの思いで辿り着いた渓谷と高架橋の美しさは、もう言葉では表せません。
ちなみにラヴェンナ渓谷のグリューワインカップはこんな感じでした(キャッシュバックで返却しちゃいましたが)。
橋を描いたカップもありましたよ。
ライトアップの色は赤、青、緑、紫…と時間で変わっていきます。
黒い森で獲れたジビエのソーセージや、その場でチーズをラクレして作ってくれるフラムクーヘンに舌鼓しながら、大自然と橋が織りなす荘厳な景色を堪能しました。
ちなみにクリスマスマーケットの時期は2つの駅から無料シャトルバスが出ており、ほとんどの人はこのバスで来場していた模様。
私たちも帰路はこのバスで楽々帰りました(その後、駐車した車まではタクシー…笑)。
あぁ~~~無事に帰って来れて良かった!!!
訪れてみたいという皆さまは、くれぐれもこの無料バスで!ヒンメルライヒ(Himmelreich)駅と、ヒンターツァルテン(Hinterzarten)駅から出ています。
あらら。オススメのマーケットを2~3あげるつもりだったのですが、長くなったのでこの辺で…
ネタはまだまだあるので、当分続くかもです~